音楽紀行(アルバムレビュー)

邦楽、洋楽問わず聴いたアルバムのレビューを。あと、いい音楽を見つけるツールにも。

エミリーが生まれ落ちた日

Esperanza Spalding JAPAN TOUR 2016 @梅田Club Quattoro

 今回ライブがあった梅田クラブクアトロ。地下鉄御堂筋線を利用しましたので、梅田駅南改札口を出て、「Whityうめだ」という地下街を進み、泉の広場からM-14出口を出てすぐそばにありました。ここでのライブは今回で2回目でした。

以降、ネタバレあり。なのでここで一言。運よくこの記事を見て、東京公演を検討されている方がいらっしゃったら、迷わず行け!!行けばわかるさ(それくらいイイよ笑)

Point 1 コンセプトアルバムのビジュアル的再現

 舞台には、本棚だったり外国でよく見る柵?のようなものにメルヘンチックな装飾まであり、今回のアルバムのコンセプトを表しているようだ。

 10分程あやしげなインスト曲が流れたのち、バンドメンバーが登場。続いて、いよいよエスペランサが登場。おなじみのアフロヘアに黒と白のごついドレスを着て登場、会場も沸き立つが、ここから某小林幸子ばりの衣装細工でさなぎのようなものが全身が覆われ、中か膜を破り、王冠を載せ、ドレッドヘアをたなびかせるエスペランサ改めエミリーが誕生。ここから本編スタートだ!!

 アルバム「EMILY'S D+EVOLUTION」の曲中心に演奏された。

冒頭の「Good Lava」から素晴らしい演奏で心が掴まれる。

一方で曲間には小芝居も挟まれ、ミュージカルのようでもあった。おそらくこれもコンセプトを表す一環なのだろう。

 

Point 2 エンターテインメントとして成立させる抜群の演奏力

 コーラス隊の女の子が不意打ちでギターを持ち出しバッキングギターを担当したり、同じく高身長の男性が怒って舞台中央の椅子に座り込んで決まったりと、思わずクスリと笑わせるような演出もさておき、圧巻だったのがアルバム内でも輝いていたグッドチューン「Funk the Fear」。イントロからタイトな演奏で引き込み、間奏を迎えるとバンドメンバー全員が自由奔放にパフォーマンスし出す笑 楽器隊3人が迫力あるJam セッションを始めると、コーラス隊は舞台中央でまるで主役とばかりにダンス大会を始め、しまいには客席にも乱入し、もうどっちを見ればいいのか分かりませんでした笑

 そして、本編ラストには楽器隊3人により再びジャムサッションが始まる。これは、もうギター、ベース、ドラム全部に見せ場があり、レッチリばりの熱量を誇る素晴らしいアクトでした。会場はこの日一番の盛り上がりを見せ演奏終了。照明がつき、BGMが鳴り始めるも観客はアンコールを求める拍手が鳴りやみません。

 すると、エスペランサが一人でベースを携え登場。MCを交えつつ一曲披露。

素敵なアンコールが見られて幸せでした。

 

 アルバムのコンセプトをビジュアル的にも再現しつつ、タイトで完璧に構築された演奏が見事でした。間に挟む芝居などのおかげもあって、雰囲気自体は和やかでほんとにいいライブでした。エスペランサのボーカルとしての実力と、ベーシストとしての実力どちらも堪能しました。やっぱり世界レベルはすごいです。

確認できればまたセットリストあげます。

 追記

セットリスト

M1 Farewell Dolly
M2 Good Lava
M3 Rest & Pleasure
M4 Ebony & Ivy
M5 Elevate or Operate
M6 Noble Nobles
M7 Judas
M8 Funk the Fear
M9 One
M10 Earth to Heaven
M11 Unconditional Love

En1 Controversy(Prince cover)

 

Emily's D+Evolution(deluxe)

Emily's D+Evolution(deluxe)