音楽紀行(ライブレポ、アルバム感想・レビュー)

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 MUSE来日公演「MUSE Presented by Hard Rock Experience 日本版IRの未来」@横浜アリーナ(2017.11.14)

 MUSE来日公演2日目はスタンディングブロックでの参加。2日目の模様は公式Facebookでも横浜アリーナから生中継されるとのことで、どんなパフォーマンスが飛び出るのか期待…。

 Point 1 1日目の異なる選曲!

 「Dig Down」「Psycho」と始まり、もうスタンディングブロックは盛り上がりが段違い!サビの大合唱はもちろん、海外のライブみたいにギターリフの合唱まで起こっていて、「スタンディングでの観戦は大正解だった!」と即確信。

 そして不意打ちの「Hysteria」がめちゃくちゃ良かった。ファン人気のこの曲を僕はそこまで好きではなかったのですが、イントロでのクリスのベースがかっこよすぎて思わず涙が…ライブを通じて凄く大切な曲になりました。

 更には「Stockholm Syndrome」まで飛び出し、強力なラインナップに会場大盛り上がり!そして早くも僕は息絶え絶えに笑

 「New Kind Of Kick」や「Munich Jam」では、(2日目は音の調子も良かったこともあり)スタンディングで近い位置から聴くと、楽器の鋭い演奏がより一層伝わってきました。 クリスとドムが、いかに実力ある演奏者で、バンドの個性を形作るリズム隊としての魅力を持ってるか、じっくりと味わえる場面でした。

Point 2 多幸感溢れる会場

「Starlight」では昨日同様に大御所演歌歌手と化したマシューがセンター席を闊歩していく笑運良く僕もハイタッチ出来てめちゃくちゃ嬉しかった!もちろんスタンディングの人たちは皆この辺りから訳が分からないテンションになってました!

 「Mercy」では人型の紙吹雪も大量に舞い、多幸感溢れる観客席をよりきれいに彩っていました!間違いなく「Drones」というアルバム~新たに生まれた今後のライブ定番アンセムです。

Point 3 異空間に包まれる 

 「The Globalist」から聖歌隊とマシューの歌声がこだました「Drones」は、この日のライブで唯一、観客の誰もがその異世界のような空気感に包まれ、ただゆっくりと飲まれていくような瞬間でした。

 

「Knights Of Cydnia」のシメはやっぱり最高の一言で、最後の最後まで観客が大合唱で1つになるのはさぞや美しい光景だったと思います。

 2日間の参加でしたが、洋楽を聴き始めた当初から長く聴いていたアーティストの初めてのライブはやっぱり想像を易々と超えてくるし、凄く大きな衝撃を残していきました。

 

 やっぱり次回来日の際には大阪など複数都市でのライブでMUSE旋風を日本列島に轟かせて欲しい、なんて強く思いながら横浜の町を後にしました。終了!!

2日目セットリスト

  1. Dig Down (Intro:SFX)
  2. Psycho (Intro:[Drill Sergeant])
  3. Hysteria(Intro:′Back In Black′ riff)
  4. Plug In Baby
  5. The 2nd Law: Isolated System
  6. Stockholm Syndrome(Intro:′Reapers′ riff Outro:′Reapers′′Endless Nameless′ riff)
  7. Super Massive Block Hole
  8. Take A Bow
  9. New Kind Of Kick (The Cramps cover)
  10. Madness
  11. Dead Inside (Intro,Outro:′Who knows Who′ riff)
  12. Munich Jam
  13. Starlight
  14. Time Is Running Out(Intro:′Voodoo Child′ riff)
  15. Mercy
  16. The Grobalist
  17. Drones
  18. Uprising
  19. Knights Of Cydnia (Intro:′Man With A Harmonica′ Outro:′Abbey Road′)

 

Dig Down

Dig Down

 

 

 

Drones

Drones