音楽紀行(ライブレポ、アルバム感想・レビュー)

ライブに行ったレポートやアルバムの感想・レビュー。好きな音楽を見つけるツールにも

Kula Shaker @なんばHatch [感想]

Kula Shaker JAPAN TOUR 2016 @なんばHatch 

 先週開催されたKula Shaker の日本ツアーのうち、なんばハッチで開催されたライブに行ってきました。今回のツアーは彼らの代表作であり金字塔である1stアルバム「K」の完全再現ライブです。20周年アニバーサリーということで。

 

Topic 1 彼らとの出会い

 そもそも彼らとの出会いまでさかのぼりたい。それは彼らが最新作「K 2.0」が発売されたころ。最近聴く楽曲がマンネリ気味となっていた当時の私は、適当にCDショップで試聴していたのだが、「な、なんだこの音楽は…。」と衝撃の出会いを果たしたのだ。それは「K 2.0」に収録される「Infinite Sun」だったのだが。

 その出会いから時は流れ、公演1週間程前になって彼らのライブが大阪でも行われると知った情弱()の私、行くしかないと直感的に決めた。

 

Topic 2 インド音楽や宗教観

 会場の舞台袖には、「K」のアルバムジャケットっぽい模様の幕が垂れており、また舞台中央にはインドっぽい(笑)お香が焚かれていた。彼らの音楽の魅力とはまさに、インドっぽさ!まさにそこに衝撃を受けたのだった。

 

Point 1 完全再現ツアーの開幕

 そしていよいよ登場!!スーツでビシッと決めたフロントマン、Vo.クリスピアン・ミルスがちょっとおかしいくらい半端ないクールなオーラ。やっぱり人気バンドはこうでなくっちゃと。1曲目にはThe Beatlesのカバー「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」からスタート。彼らが影響を受けたビートルズ、特にこの楽曲を敢えて最初にやるということで、ただの再現ライブでなく彼らがアルバムを作っていく過程みたいなのも感じさせてくれるようです。

 「Let Love B (With U)」を経ていよいよ「アルバム「K」へとさかのぼろう。」みたいなMCで言うと、「ゴー、ヨン、サン、ニ、イチ」と日本語でカウント、しょっぱなから「Hey Dude」、分かっていたけど既に会場のノリがすごい!飛び跳ねたりシンガロングもバッチリ、みんなで「Catch the Sun」したのは至高。

Point 2 圧巻の演奏と会場の盛り上がり

 その後も次々にアルバムの曲を披露。観客の反応もいいんですよね、これが。一曲ごとにイントロでワッと沸く感じがとても心地よかったです。まさにバンド側と観客側が一緒にライブを作っていく感じです。

 間には、「これからB-Sideだよ。」「日本で初めて発売した楽曲なんだ。」など頑張って聴き取った限りではそんな感じのことを言ってました。「Under The Hammer」なんかぶっちゃけ初めて聞いた曲だったのですがめっちゃ良かったことしか覚えてない。

 そして、アルバム曲をほぼほぼ終えると本編ラストは必殺チューン「Hush」で会場爆発!!もうみんなジャンプしまくりの身体ぶつけまくり。ちょっと最高としか言えない。

 アンコールでは、聴きたかった「Infinite Sun」など、ラストは「Govinda」で、ヒンディー語をみんなで合唱する、多分今後来ないような状況でフィニッシュ。

 やっぱりライブは興味さえあれば行くべきだ、と再認識した。来週のSwansも行きたい…。

 

セットリスト

 

1.Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band [Cover:The Beatles]

2.Let Love B (With U)

3.Hey Dude

4.Knight On The Town

5.Temple Of Rverlasting Light

6.Smart Dogs

7.Magic Theatre

8.Into The Deep

9.Shower Your Love

10.Under The Hammer

11.Dance In Your Shadow

12.Gokula

13.Sleeping Jiva

14.Tattva

15.Grateful When You're Dead(Jerry Was There)

16.303

17.Start All Over

18.Hollow Man Parts 1&2

19.Hush

20.Infinite Sun

21.Great Hosannah

22.Govinda

 

 

K / 20TH ANNIVERSARY E

K / 20TH ANNIVERSARY E

 

 

 

K2.0 / NEW VERSION

K2.0 / NEW VERSION