音楽紀行(ライブレポ、アルバム感想・レビュー)

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RADWIMPS オープニングアクト@東京ドーム

「えっ?オープニングアクト豪華すぎちゃう?」

 Coldplayの東京ドーム公演に興奮していた私には、まさに二度目の衝撃だった。

オープニングアクトとして、これまでライブを観れなかったRADWIMPSまで見られるなんて至れり尽くせりじゃないですか…!?

 Topic 1 初めてのドーム級会場でのアクト

 ラッドウィンプス、まさに僕たち世代なら中高時代に確実に通ってきたおなじみのバンドである。「もしも」「最大公約数」「有心論」から「おしゃかしゃま」まで、カラオケに行けば自分も含めてどいつもこいつも歌っていた。

 しかし、世間的には昨年の「君の名は」の大ヒットと共に第2のブレイクを果たした印象。さてどんなアクトを見せてくれるのかワクワクしていた

Point 1 プライドを見せた「攻め」

 個人的には「君の名は」のタイアップ曲の印象ばかりが広がるのは不満であったし、4曲全部やるとかはやめてほしいなとか思っていたのだが、まさかの「前前前世」をやらないという攻めっぷり。内心「もっと他にも良い曲あることを見せつけてやれ」なんて思っていたので爽快でした(笑)

 オープニングから挨拶替わりに2曲披露した後、観客との「コールアンドレスポンス」を経て必殺の「君と羊と青」、一番聴きたかったんですよ~!!大盛り上がりでしたね僕は。

 「棒人間」「スパークル」とピアノにのせてしっとりと歌い上げると、名刺代わりの「おしゃかしゃま」を。途中ではお約束のギターとベースのソロ対決。長尺でお互いの技巧を存分に披露すると会場も沸きます!ボーカルの洋次郎はベースの武田の頭を揺さぶりながら「もっと見せつけてやれ!」とばかりに煽っていたのは笑えましたwあと前の席の、おそらくラッドを知らない海外からの客が、楽器隊のソロに興奮した様子で聞き入っていた姿が印象的で、なんだか日本語と認められたみたいに嬉しかったです。

 締めは「DADA」、もちろん緊張もあっただろうし、しょっぱなからぶっ飛ばした結果、喉も枯々となりながら歌いきる姿からも、やっぱり失敗や批判を恐れず「攻めた」という感想を抱きました。オープニングアクトとして、素晴らしい演奏をしてくれました!!

Opening Act for Coldplay Tour 2017 at Tokyo Dome (04.19) setlist

  1. Lights Go Out
  2. 夢灯篭
  3. 君と羊と青
  4. 棒人間
  5. スパークル
  6. おしゃかしゃま
  7. DADA

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