Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25 @熊本県民総合運動公園陸上競技場
DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25 熊本公演(2017.9/9)
7月に見た京セラドーム公演から2か月ほど経ち、25周年のアニバーサリーツアーもファイナル、熊本公演が行われました。僕自身初めての野外公演でとてもわくわくでした。
会場はもう人がすごい量で、一度別件でこのえがお健康スタジアム(別の名前だった頃)に来た事があったのですがそのときとは全く違う様子に愕然としました笑
Point 1 どのシングル繰り出してもライブのハイライトになってしまう事件
ドーム公演同様に、「CENTER OF UNIVERSE」からスタートした者の、早くも序盤から「名もなき詩」がぶっこまれてきたり、ずっと聴きたいなあと思ってた「Sign」が聴けたり。
そして、25周年を祝うのに欠かせないデビュー曲「君がいた夏」。この演奏を聴いていると「25年たってもより若くてエネルギッシュだなあ」と感じました。「REFLECTION」以降の活動の中で、様々な挑戦を通じ充実してる感がひしひしと伝わります。
公演通じて思ったのですが、やっぱりミスチルは色んな世代に対して「名刺代わり」に出せる曲が多いなあと。
「innocent world」「Tomorrow never knows」の連チャンなんて普通ライブ全体通してのハイライトになって然るべきなのに、その熱量があくまでライブの「平熱」として続いていくのは、僕ら若い世代にとってもかけがえのない楽曲が多いからに違いない。
順番は左右するが、「fanfare」や「足音~Be Strong」だってそうだし、なんだかんだ言いながら「HANABI」は会場がこの日一番の一体感を感じた。
Point 2 ライブで化ける曲
でもって、ミスチルはらいぶでの選曲がすごく上手いなって感じるのが、ライブの根幹を作ったり強いメッセージを伝える際にはアルバム曲やカップリング曲を使うことが多い点だ。こういった曲がいわゆる「ライブ化け」する。
古くは「I ♥ U」のツアーでの「Hallelujah」だったり、「未完」ツアーでの「ALIVE」だったり…。
今回でいえば「1999年、夏、沖縄」がまさに化けた曲だ。
歌詞が25周年のMr.Childrenの歩みを歌っているかのように聞こえるし、曲中での桜井さんのMCもめちゃくちゃ響いた。
広いスタジアムで、野外に響く「Simple」の弾き語りも派手で規模のでかいライブ演出と対照的で、すごく素敵だった。
ライブ化けと言えば「思春期の夏~君との恋が今も牧場に~」は言うまでもない笑
Point 3 野外ライブの親和性
今回、ミスチルの野外公演に初めて参加できたのだが、ひとつ確信したのは彼らには野外がすごく似合うということだ。
うっすら暗くなってきた夜空に、照明はとてもきれいに映えていたし、音響も演奏や歌声がどんどん広がっていくようで気持ち良い。
これまであまり好んで聴いてなかった「365日」が野外公演で聴くとめちゃくちゃ良くて、これまでの3倍は好きになった!
「ポケットカスタネット」からの「himawari」は、どちらも心の持つ「カオスな感情」みたいなのを描いていて、圧倒的な演奏によって、まさに桜井さんの宣言通り「コテンパン」にされた。
終盤も祭りのような盛り上がりに終始し、アンコールは「蘇生」からの「終わりなき旅」。
「終わりなき旅」は最小限の照明だけ使うという演出で今ツアー一貫しているのだが、スタジアム公演だと夜空の相まってほんとにかっこいい。熊本公演は映像作品化されるらしいので楽しみなところでもある。
3時間まるまる大満足なライブだったし、「もっと聴きたい!」「新曲もライブも待ち遠しい!」と思える瞬間でもありました。
ライブ終演後には、25周年ツアーのファイナルを祝うかのように花火も上がってより思い出に残るライブでした。
年末かあるいは来年あたりには出そうなNewアルバムや、本公演のBlu-ray(DVD)での映像化も楽しみにしたいです!!
セットリスト
- CENTER OF UNIVERSE
- シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~
- 名もなき詩
- GIFT
- Sign
- ヒカリノアトリエ
- 君がいた夏
- innocent world
- Tomorrow never knows
- Simple
- 思春期の夏~君との恋が今も牧場に~
- 365日
- HANABI
- 1999年、夏、沖縄
- 足音~Be Strong
- ランニングハイ
- ニシエヒガシエ
- ポケットカスタネット
- himawari
- 掌
- Printing
- Dance Dance Dance
- fanfare
- エソラ
- overture
- 蘇生
- 終わりなき旅