アルバムジャケ博覧会2019
年に一度の祭典「アルバムジャケ博覧会」がやって参りました!
過去にやった企画、そして昨年より自分で始めたジャケ買いならぬ「新譜ジャケ聴き」をもとに、アルバムのアートワークをきっかけに聴き激ハマりした選りすぐりの10枚を紹介します!対象作品は2019年にリリースされたフルアルバムのみ、そしてアーティスト等の前情報は一切持たずにジャケ写のみを判断材料にして知った作品とします。
それでは早速紹介していきます!是非ともこのこじんまりとした博覧会をお楽しみくださいませ。
「Brightness」/Brightness
今年出たロックの中で最も好きな作品のひとつ。かっこよくて美しい、ジャケ通りだ。
「Cease & Desist」/Blarf
狂気漂うジャケから今年一イカれたトラックが飛び出すスペクタクル。
「Parts of Anything」/Forgetter
理路整然と完成された世界観のなかで、その才気を自由自在に爆発させる艶かしさ。
ここでしか聴けない音楽。
「Fragments」/Drinker
無機質なジャケットに、無機質なエレクトロ。でも感情が動かされるのが芸術の素敵なところではないか。
「andromeda」/LoneMoon
あらゆるジャンルが渾然一体となった果てに見える、2019年最後のヒップホップの傑作。
「YOUR PSYCHE'S RAINBOW PANORAMA」/Tony Njoku
サイケの海に抱かれながら、エレクトロの暴力に溺れる。とんでもねえ…。
「Feeling's Not A Tempo」/Gemma
心踊るポップ、でもただ空虚に踊るは退屈であり、豊潤さ故にこの作品が愛しい。
「She Won't Make Sense」/The Harmaleighs
女性二人が横たわってるジャケットを導火線に、儚くて仄かに暖かいものが心に届く。
「Goodnight Paradise」/Graveyard Club
部屋の電気を消し漏れ入る街灯の明かりと共に眠るなら、この作品と一緒にいたい。
「Turkey Dinner」/Pinky Pinky
さあパーティーだ、ターキー持ってこい!私たちはひとしきり騒ぐぞ!そんな音楽。
お楽しみいただけましたでしょうか?博覧会に訪れてくださった方にとって音楽との素敵な出会いがありますように。
気が向いたらまたやります、いろんな方々ともまたやれると嬉しいな。