音楽紀行(ライブレポ、アルバム感想・レビュー)

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今週の新曲感想(4/17)

 自宅に長くいる間の日記代わりです。

 

「Middle America」「Fantasy」/ Pure X

Fantasy

 6年ぶりの4thアルバム「Pure X」のリリースが決定し、先行曲としてリリースされた新曲2曲。彼らの音楽はサイケ・シューゲイザーとでも呼ぶべきぐにゃぐにゃ感と浴びる轟音が同居したものだと感じている。これまで同様歪みまくったギターの音色がどこよりも暖かく感じられる。どうやら集大成としての作品になるようで、リリース発表に合わせてバンドから出されたコメントは下記にて和訳されているのでそちらもぜひ。

 

www.indienative.com

「midnight love」/ girl in red

midnight love

 昨年はこれまでリリースしてきた楽曲をまとめたEP「chapter 1」「chapter 2」をリリースしたgirl in redでしたが、今年はフルアルバムのリリースも視野にいれ「World In Red」を実行する年にする!と意気込んでいるようだ。ベッドルームポップと呼ばれていた音楽性も新曲だと奥行きも深さも増しすぎて「そのベッドルームどんだけ広大なの?」と思えてくる。今後への期待が加速度的に増してますが、来日公演なんかも実現して欲しいです。スパソニにbeabadoobee,Auroraの流れで追加されないかなあなど妄想しつつ。

 

「ルナPRINCESS」/ LoneMoon

ルナ PRINCESS [Explicit]

 LoneMoonによる新曲「sL33Pless」「sikKk.wav」の2曲収録。そもそも昨年末にアルバム出して、2月にEP、3月には3枚ものアルバムをリリースしたりと超多作なのですが、今回のシングルは特に好きですね。刺激的なエレクトロよりも、今作ではR&Bかソウルあたりの要素を含んで、より濃厚な楽曲に仕上がっているように感じます。やはり豊潤なトラックに鋭いラップが乗るタイプのヒップホップが私は好みで、好きなヒップホップアーティストは誰かと聞かれたら、Chance The Rapper, Tyler,The Creator,そしてLoneMoonを挙げます。

 

「In a Good Way」/ Faye Webster

In a Good Way

 昨年出したアルバム「Atlanta Millionaires Club」も最高だったが、新曲も魅力健在。ストリングスの旋律やアコギの調べ、キーボードの音色が絡み合い響く間奏は白眉ですね。どうやったらこんな優しいメロディが湧き出てくるんですかね。

 

「Six Feet Apart」/ Alec Benjamin

Six Feet Apart

 今年のスーパーソニックにも出演が決まってるAlec Benjaminによる新曲。デビューアルバム「These Two Windows」のリリースは延期になってしまいましたが、その原因である新型コロナによる外出自粛の生活を受けての楽曲みたい。こういう時勢だからこそ、簡素なアコースティックギターに合わせて歌う彼の歌声の美しさは心に響きますね。この曲を聴いてる2分53秒間は、いつもより一歩穏やかな気持ちでいられる気がします。

 

 

 今週はようやくFinal Fantasy VII Remakeをクリアできたので、旧版もプレーしつつ来月出るサントラも楽しみに待ちたいです。新譜意外だとConan Grayにハマりつつあります。

 

来週も素敵な音楽を聴けますように。