音楽紀行(ライブレポ、アルバム感想・レビュー)

ライブに行ったレポートやアルバムの感想・レビュー。好きな音楽を見つけるツールにも

Mr.Children「himawari」全曲レビュー!!

Mr.Chldren「himawari」

  先日の25周年ツアーライブでいち早く届けられた「himawari」

私も一聴しただけで、ここ数年で一番好きな曲だって断言できるし、もしかしたら最高傑作なのかもしれない、なんて思えるくらいの会心の楽曲でした。ようやくCDでも聴けるということで…期待せずにはいられない!!

※CD、DVD共にネタバレ含みますので、CD買う方は先に聴くことをおすすめします!

(聴いた方なら言いたいこと、分かりますよね?笑)

1.himawari

 映画「君の膵臓をたべたい」の主題歌にも起用され話題ですが、僕はライブで初めて聴いて、グッと心臓が握りこまれた。「心をつかまれた」では足りないくらいにエモーショナルだったのだ。ライブでの演奏では「もう歌声埋もれてない?」ってくらいギターやドラムが大暴れしてる。ありそうでなかった、ミスチルの新基軸か。

 こんなアレンジが聴きたかったファンも多いに違いない。「しるし」以来、恵まれたメロディセンスから幾多の名バラードを生み出してきたものの、やっぱりストリングス一辺倒なアレンジばかりだと何というか物足りなかった。いつも手が込んでいて精巧かつ甘い和菓子みたいなものは、そりゃ一品一品綺麗だし美味しいし大満足なのだが、下手な話いつもいつもスイーツばかり食べてはいられない。恋に焦がれる少年少女だって時にはがっつり焼き肉食べたいもんだ。暑苦しいってくらい熱量を帯びた楽器隊に、さらりとストリングスが差し込まれてるのが、いい清涼剤になってて気持ち良い。

 一転、歌詞に注目しよう。歌詞からは「優しさの死に化粧」なんていう必殺のキラーセンテンスも挟みつつ強い感情と影の部分もちらつかせつつ、初期のころの甘酸っぱい雰囲気も匂わせてる。「そんな君に恋してた」なんて言って、シンプルにオトす。

 ああ心憎い。メロディラインと歌詞は甘酸っぱい感情が表れているのに、一方では楽器の演奏やアレンジや陰の部分を示唆する歌詞の一部からは、激しい感情が表れている。ライブで桜井さんが言っていたように、様々な感情が混然一体となって渦巻いてる。それなのに素敵な曲として成立してる。このバランスのさじ加減が絶妙。とにかくこの曲を聴いて、そして全国ミスチルファンと小3時間くらい話していたい。至高の一曲。

 

ここからは、前作より始まった贅沢なライブ音源コーナーである。

2~4曲目はホールツアーファイナル三重公演、5曲目は横浜アリーナでの音源。

2.メインストリートに行こう(Hall Tour 2017ヒカリノアトリエ

 なかなか初期の楽曲がライブでこれまでなかなか披露されなかったのは、ドームやスタジアムといった広い会場に向かなかったからだろう。だからこそホールツアーではこういう曲が生きるんだなあと。25周年を迎えてなお、みずみずしさを取り戻した感のある演奏。そしてファン必見のメンバーによるコーラス(ワンフレーズ)を聞き逃すな!笑

3.PIANO MAN (Hall Tour 2017ヒカリノアトリエ)

 ヒカリノアトリエでの編成は「HOME」の各楽曲とすごく親和性があると思わせる一曲。というのは、アルバム全体がホームメイドというかあえて色んな楽器を用いて暖かい曲調を支えようっていう意図が見えるからだ。去年ライブで聴いて曲の魅力に改めて気づかされた。アレンジ過多にならず、上手くコンパクトに収められてる優しい演奏。手のひらサイズ?ポケットサイズ?的な感じ。

4.跳べ(Hall Tour 2017ヒカリノアトリエ

 待ってましたああああああああああああ!!前のシングルでの「CANDY」新録、「ランニングハイ」に続き、「I♥U」からの一曲。

 「日本中がみなみのもんた」とか凄くヘンテコな歌詞に、「跳べ」っていうタイトル、ライブでも絶対ぶちあがるのに全然ライブでやらないなあ、とずーっと思ってたので、ようやくのお披露目に大興奮ですね。

 意外だったのが、ホール公演ということで結構アレンジがシンプルになってて、でもホーン隊が効いててお祭り感もある。人懐っこい、口当たりのいいアレンジになっております。皆さまいかがでしょうか?おすすめ。

5.終わりなき旅(2017.4.23 YOKOHAMA)

 この曲に関しては、語れる部分ってのは少なくて、もう実際に聴いてもらうしかない。特別アレンジを施してるわけじゃないけど、なるべく不要なものは取り除いてソリッドに、メンバー4人の演奏がより肉体的に感じられる?といえば良いだろうか…。今のMr.Childrenがどんな熱量を持っているかが、ひしひしと感じられる。あえて「ONE OK ROCK 2017 "Ambitions" JAPAN TOUR」での客演を収録したあたりにも、メッセージ性が込められているかなと。

 

 

6.忙しい僕ら

 2015年あたり、未完ツアーに回っている間に制作された曲だが、こちらはいい意味でカップリング的な1曲。ここ最近のシングルにはあんまりカップリングらしい曲がなくて(Melodyくらい?)、だからこそいい意味で力の抜けた演奏は心が落ち着きます。アレンジもまた少しヒカリノアトリエでのものと趣向が変えられています。

 

「25」秒で、タイトル「I LOVE CD SHOPS!」という空トラックを挟んで…

7.Secret Track 

 というわけで薄々期待していた通り、今回もございます。しかしその内容がまた斜め上!!ブックレットで歌詞を見ながら聴いていたのですが、ペラペラめくったら最後のページにスガシカオさんがクレジットされてたんですよ。おかしいなーおかしいなーと思っていたら…(稲川淳二っぽく)

 なんと、5月6日にさいたまスーパーアリーナで行われた「スガフェス!」での演奏から、スガシカオを迎えての「ファスナー」が!!

 スガシカオをイメージして作られたこの曲、以前にも一緒にやったことがありますが、まさかここに収録するとは…。アレンジがよりファンクっぽくてスガシカオ感マシマシで収録してくれてとても嬉しい限り!

 スガシカオさんが、「嬉しい!ミスチルの演奏で歌ったよー俺!」とお茶目に喜ぶ一幕で締められているのも笑えました!スガさん、ミスチルのシングルにも登場できましたよ?

 

 ここからDVDの内容に。

 ところで購入された方はDVDディスクの裏面を見逃さないでください!

細かなところにも素敵な工夫がありますね。こんなとこからも、CDを手に取って聴くことの嬉しさというか良さを感じさせてくださります。

Chapter 01. Documentary Of himawari

 「himawari」が誕生した瞬間から、完成するまでの道のりが余すところなく収録されてます!

 去年の9月、ホールツアー中に誕生して、今年初めからの収録。

 桜井さんが「オーガニックすぎるからもっとラウドに。」とアレンジ方向を示して、メンバー4人でスネアドラムの響きを変えたり、ギターをパワーコードにしたりと、試行錯誤して楽曲が完成していった過程が見れるのはとても面白いです。楽器してる方はより面白く見られるかも。

Chapter 02. 君がいた夏(25th Anniversary Day -2017.5.10 NAGOYA-)

 こちらは25周年の記念日でのライブから、特別に披露された「君がいた夏」です。原曲に忠実なアレンジ「ひまわりの坂道」なんて歌詞から、最新曲とこのデビュー曲とを比べて聴くのもまた一興かと。今の編成でやるからこそ、温かくて若々しい雰囲気が蘇ってきますね。今のツアーでも一度くらいは披露してほしい。

 

以上と、まあ毎度恒例ミスチルオタによる大興奮のレビューでした!皆さまも是非一聴を!!

himawari (初回生産限定盤)(CD+DVD)

Mr.Children DOME&STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25 大阪公演

感謝を噛みしめて

ミスチル 大阪公演@京セラドーム大阪 2日目(7/5)

Topic 1 デビュー25周年

 デビュー25周年を迎えたMr.Childrenのアニバーサリーライブ。何が演奏されるのか、どんな演出があるのかめちゃくちゃ楽しみだった。(別記事で黒歴史化間違いなしのセトリ予想まで書いた)

 東京公演に行った友人には「まじでやばい、それだけしか言えねえ」など期待を煽るようなことばかり言われてめちゃくちゃハードル上がってた。

Topic 2 これまでと違うアプローチを経て

 アルバム「REFLECTION」以来、セルフプロデュース、ホールツアー、8人体制のヒカリノアトリエなど、これまでとは違うアプローチを経て今回のツアーに臨んでいる。これがどのようにライブに生かされるのか、彼らがいい意味でキャリア初期のような若々しさを以て精力的に活動しているのを感じていました。

 

Point 1 過去最高の開幕

 これまでのキャリアを振り返るような映像と共に開演すると、サポートメンバーによる「Over」や「ヒカリノアトリエ」、また「Dive」などが演奏され、ツアータイトルが表示されると会場は大歓声でメンバーを迎える。

 ミスチルの四人が登場すると、1曲目「CENTER OF UNIVERSE」、なにぃぃぃ嘘だろアルバム曲、それもこいつからスタートか!!とめちゃくちゃ盛り上がる、続けざまに「箒星」「シーソーゲーム」「youthful days」とあほみたいなスタートダッシュにもうこっちも行き絶え絶えなんですよね。

 「ファンのみんなに贈る曲」といった披露された「GIFT」、「月も濁る大阪の夜だ」と歌詞を変えた「君は好き」など名バラードも続く。

Point 2 ちょっとした事件 (Part 2)

 花道の先のサブステージに移動。ドラムのJENさんが田原さん中川さんにも「こんにちは」と挨拶をさせる。

 桜井さんは「スピッツも今日ライブしてる中来てくれてありがとう」と言って会場を笑わせた後、「昨日は草野君がミスチルの曲歌ってくれたみたいですね。」と言及(くわしくは別記事)

 さすが大阪、会場が拍手と歓声で「お返し」をするようリクエストすると、「でもアンケートにスピッツのあの曲良かったって書くじゃんみんな」などと言いながらなんと「ロビンソン」を披露!!拍手が沸き起こるとドラムをそれに合わせて大盛り上がりでした(笑)

 この奇跡の2日間は「大阪公演スピッツミスチル事件2017」として今後語り継がれるだろう(おおげさ)

 

Point 3 感謝を込めて進む

 めちゃくちゃ熱かった「CROSS ROAD」「innocent world」「Tomorrow never knows」三連発や、わざわざかつらや映像演出まで用意された、伝説のJENボーカル「思春期の夏~」(この日一番叫びました(笑))などなど挙げたらきりがない名シーンの数々。

 一番印象的なシーンは「1999年、夏、沖縄」

 曲中にMCを挟み、桜井さんがこれまでのキャリアでどんなことを考えてこれまできたのか。これからはどう考えているのかを語ってくれて、会場もそれに対しすごい拍手を送り、桜井さんも少し感極まっていた様子でした。あの日一番美しいシーンのひとつでした。

 

Point 4 彼らの進む先

 映像化不可?の「こんな風にひどく蒸し暑い日」や「ランニングハイ」「掌」「ニシエヒガシエ」三連発など、後半も盛り上がるシーンだらけでした。「everybody goes~」が聴けたのもすごく嬉しかった。

 

 驚いたのは新曲「himawari」、思っていたよりも激しいロックバラードで、「Everything(it's you)」を思い出すようなアレンジに、初期のころの香りが残る甘い歌詞で、またこのタイミングでいい楽曲出したなあと。

 

 アンコール前では、やや物議をかもしているスマホライトの点灯ですが、僕は拍手やアンコールの掛け声みたいなのを優先すればおっけーかなと思います。でも演奏中にまでどさくさに紛れて写真撮る人がいるので問題ですが。

 そんなスマホライトを逆手にとって、アンコールで朝の日の出の映像と共にライトが消えていく様子があっていて面白いなと思いました。

 ラスト「終わりなき旅」は、あえて最低限のライトで多くは語れませんが、これまでで一番かっこいい「終わりなき旅」でした。断言できる。

 「最高でした!」と桜井さん。こちらこそ最高のライブでした。めちゃくちゃ長い公演時間があっという間に過ぎてしまいました。

 

(蛇足)

 ツアーは最終公演である9月の熊本公演まで続きます。普段は記事を多少の人々が読んでくれるだけでいいと思っていますが、今回のこの部分だけは多くの人に伝わってほしいです。というのは、アンコールというものが予定調和みたいになっているのが寂しいです。スマホライトについてはファンの方々の間でも物議をかもしていますが、もっとアンコールを呼び込む観客が盛り上がってほしい。だってここが一番ミスチルの皆さんに感謝をアピールする一番のチャンスなんですよ。曲間にメンバーの名前を呼ぶよりももっと。

 僕個人は最終公演、熊本では25年の感謝を込めて、「アンコール」ってめちゃくちゃ気が狂ったみたいに鳴り響いてほしいし、なんならアカペラ合唱が巻き起こっても面白い、と思ってます。どうか、すこしでもそうだなあと思ったかたがいらっしいましたら、ぜひ他のファンのお友達と「どう思う?」なんておしゃべりしてほしい。ぼろくそに叩いてもいいので(笑)熊本公演に行く方はお友達と「今日は会場で一番おっきい声でアンコールって言って控室のメンバーたちに届けようね」なんてしゃべってくれると嬉しいです。

 ライブレポの最後にお耳汚しを失礼しました。

 

セットリスト

1 CENTER OF UNIVERSE
2 箒星
3 シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~
4 Youthful days
5 Gift
6 君が好き
7 ヒカリノアトリエ
8 CROSS ROAD
9 innocent world
10 Tomorrow Never Knows
11 車の中でかくれてキスをしよう
12 思春期の夏~君との恋が今も牧場に~
13 抱きしめたい
14 Any
15 名もなき詩
16 1999年、夏、沖縄
17 こんな風にひどく蒸し暑い日
18 ランニングハイ
19 掌
20 ニシエヒガシエ
21 himawari
22 足音 ~Be Strong
23 Printing
24 DANCE DANCE DANCE
25 everybody goes ~秩序のない現代にドロップキック~
26 fanfare
27 エソラ

(アンコール)
28 overture
29 蘇生
30 終わりなき旅

himawari (初回生産限定盤)(CD+DVD)

 

SPITZ 30th ANNIVERSARY TOUR "THIRTY30FIFTY50" 大阪公演レポ

「変わらない」

スピッツ 大阪公演@大阪城ホール 一日目(7/4)

 

 スピッツ大阪城ホール公演1日目に行ってきました。スピッツのライブは初めて。楽曲はアルバムを聴く程度のファンでしたが、結成30周年のライブということでライブ規模も大きく、とても楽しみにしていました。

 

Topic 1 多分変わらない軸

 僕はスピッツの長年のファンではないし、ライブ自体も初めてだった。しかし、彼らがこれまでの30年間変わらぬ姿勢でやってきたんだろうなということは開演前の会場の雰囲気からすでに伝わってきた。

 会場には広い世代の人々がいまして、僕みたいな20代の人や、90年代から聴いてきたであろう30~40代、それ以上も、更には小学生の子たちが連れ立って見に来ていたのも印象的だった。

 ロックバンドのライブは、しばしば一部の客層しか許さない!っていうある種閉鎖的なものも多いが、スピッツのライブはまさに万人に開かれているんだなあと、感じました。開演を待つ方々の表情が穏やかだったのも好印象。

Topic 2  豪華たるセットリスト

 アニバーサリーツアーであり、これまでのシングルだったりライブ人気曲のオンパレードであることは、多くの人が期待したいとおりである。僕自身も初めてのライブということで4,5曲ほど特に聴きたい曲を事前に考えてたのですが、それは後程。

Point 1 めちゃくちゃぶっとばす

 しょっぱな、「醒めない」「8823」ととんでもない2連発、やばいっす。「醒めない」も予想外だし「8823」を2曲目からやるのもサプライズでした。そして前述の聴きたかった曲のうち2曲がさっそく来てほんとに叫んだ笑

 「涙がキラリ☆」「ヒバリのこころ」などから最新曲「ヘビーメロウ」まで新旧幅広く揃えられた楽曲たちに、会場も大盛り上がり。

 

Point 2 ちょっとした大事件(Part 1)

 颯爽でクールな演奏に比べて、彼らのMCのゆったり感はいい意味でずっこけました(笑)

 Vo.草野さんは、ちょうど同日程で大阪公演をやっていたMr.Childrenにも触れ、「京セラドームでやってるらしいですね。」「僕らのライブに来てないかな笑」などと言いながら、なんと「Tomorrow never know」のサビを披露!!これがレアですね。

 そこからBa.田村さんがGt.三輪さんと宴会で酔っ払い、つかみ合いのケンカ寸前まで行った話を披露、そこではMr.ChildrenのGt.田原さんがけんかの仲裁に入ったことから、「スピッツの30周年はミスチル田原さんのおかげです」とこれまたレアな話も。その場の思い付きでMC話してる感じがほのぼのとして良かったです。

このちょっとした事件は翌日、違う場所で続きます(後ほど)

Point 3 ライブの平熱

 「チェリー」「ロビンソン」など大ヒットシングルも惜しげもなく披露されましたが、重要なのはそこがライブの「最高地点」にならない。それは彼らの30年間に名曲がとんでもなくたくさん並んでいる

ということだ。

 僕が聴きたかった残りの楽曲「楓」「正夢」も聴けて満足でしつつ、素晴らしかったのは「運命の人」から怒涛のラスト5曲。特に、この日草野さんが唯一ギターでなくタンバリンを持った「俺のすべて」、ブルーハーツに憧れてたインディーズのころの香りが漂う最新曲「1987→」と流れ込むような終盤が最高でした。

 アンコール2曲が終わってもみんなまだまだ聴きたい!といった感じで本当に素晴らしい時間でした。

 初めてのライブでしたが、また行きたいなあ。

 

セットリスト

1: 醒めない
2: 8823
3: 涙がキラリ☆
4: ヒバリのこころ
MC
5: ヘビーメロウ
6: スカーレット
7: 君が思い出になる前に
MC
8: チェリー
9: スターゲイザー
10: 惑星のかけら
11: メモリーズ・カスタム
12: エスカルゴ
MC
13: ロビンソン
14: 猫になりたい
15: 楓
16: 夜を駆ける
メンバー紹介
17: 日なたの窓に憧れて
18: 正夢
MC
19: 運命の人
20: 恋する凡人
21: けもの道
22: 俺のすべて
23: 1987→
(アンコール)
24: SJ
25: 春の歌

CYCLE HIT 1991-2017 Spitz Complete Single Collection -30th Anniversary BOX-(期間限定盤)[3CD]

ミスチルクソオタが考えた25thアニバーサリーライブセトリ(大嘘)

  今週末より、25周年のライブツアーが始まるMr.Children。それに先駆けて一足先にセットリストを公開したい(大嘘)

1.CROSS ROAD

 しょっぱなは、初めてのミリオンヒットを飾ったこの楽曲でスタート。原曲通りのアレンジに僕も感涙である。

2.All by myseif

3.ヒカリノアトリエ

 ここから新旧ポップナンバーが並ぶ。どうやら暖かいテンションで始まるようだ。

4.クラスメイト

5.名もなき詩

 ここでようやくMCが入る。笑顔100%の桜井和寿は「ドームを今日はホールのような温かい雰囲気、生の音で包みます。」などと選曲の理由を明かす。

6.Another Mind

7.遠くへと

8.CANDY

9.Drawing

10.Sign~潜水

 ここからアコースティックな手触りの楽曲が並び、至高の名曲Signへ。

ここでお着換えコーナー。バックでは潜水のインストVer.が流れる。

11.シーラカンス~深海

 メンバー4人とも全身黒の衣装に着替え、ロックコーナーがスタート。96年当時の鬱手前のギラギラオーラが再現される。

12.タイムマシーンに乗って

13.アンダーシャツ

14.掌

 怒涛のロックコーナーに、前半でのゆったりとした雰囲気が一変。「うふっ、今日はしるしとか祈りとか聴ければそれでいーや」などというスイーツ女子が黙り込む。(もちろんいい曲です)

15.Hallelujah

16.UFO

 続けざまのレア曲に往年のファンは興奮状態である。

17.終わりなき旅

長かったトンネルを抜け、終わりなき旅のイントロにこの日一番の歓声。

18.幸せのカテゴリー

19.SUNRISE

20.言わせてみてえもんだ

 MCを挟みつつ、レア曲を懲りずに連発。徐々に盛り上げていく。

21.Dance Dance Dance

22.World's end

23.エソラ

 ライブ恒例のアップチューン三連発でいよいよ会場もヒートアップ。

僕もここで思わず手を突き上げてしまう。

24.innocent world

 本編ラストはやはりこの曲。「これは僕らと愛してくれるファンみんなの曲だ」

と言い、特別にボーカルを桜井以外のメンバー3人も1部分ずつ担当。

1番サビでの皇帝ソロでの歌声には会場から感動の拍手が巻き起こる。

 

25.Image

26.Pieces

 アンコールで花道の先に設置されたサブステージに再び登場。ゆったりした曲を続けて披露する。

27.Prelude

 ここでの意外な選曲、不意をつかれ僕が号泣。隣のスイーツ女子も思わずドン引き。

28.足音~be strong

 Preludeを経て、これからも頑張っていくよと言い足音を披露する。会場には大歓声が巻き起こる。

29.(新曲)

 何も説明がない中、初披露の新曲が演奏される。とんでもない名曲でライブが締められた。

 

 

 いやー素晴らしいライブでした。アルバム曲がたくさん聴けてよかったよかった。

なんてことはないので、こんなチラシの裏に書くような嘘セトリは真に受けず、明日からのライブツアー、参加されるファンの皆さんは全力でお楽しみください!!

 

 僕はひとまずネタバレは見ないようにしてライブを待ちます。

himawari (初回生産限定盤)(CD+DVD)