異空間サイケへの招待
Tame Impala Live @ なんばHatch(2016.4.26)
今回は、去年発表のアルバム「Currents」でグラミー賞ノミネート、今注目のバンド「Tame Impala」のライブに参加しました。
会場はなんばHatch、なんば駅四ツ橋線の改札すぐそばの出口に位置する「湊町リバープレイス」内にあります。
昨日の東京公演の好評さに背中を押され、急きょ当日券を購入し入場。会場は後方に柵があり、そこでのんびり見る客も多いようでした。前のほうへ進むと、するするっと3列目中央に陣取ることができました。これは超絶ラッキー!!
Point 1 音の洪水と、シンクロする照明、映像
とにかく音圧が凄かったです。もちろんライブハウスだからというのもあるのでしょうが、音で空気が揺れていて、迫力が違いました。特にベースの低音と生演奏でのシンセサイザーのきらびやかな音が、全身に降り注ぐようでとても気持ちがよかったです。
イントロを経て、「Let It Happen」からスタート。最新アルバムのみ予習済みだったのですが、その中でも特に好きなこの曲からスタートし、ノリノリでしたね。サイケデリック系の音楽はこれまであまり聞かなかったのですが、ライブだと本当にいいですね。音の隙間がなく、演奏にも厚みがあります。
中盤以降、ミドルテンポな曲も多かったのですが、会場全体が揺れる揺れる(笑)。激しい曲でなくても、会場を盛り上げれる見本でした。個人的には「Eventually」とかかなりノれましたね。
Point 2 会場全体が脳内トリップ状態(笑)
終盤にさしかかると、会場もヒートアップ。実際に前のほうの列で参加していた方なら分かっていただけるかもしれませんが、もう観客の一部は暴走してました(笑)謎のファッキンクレイジー外人さん集団はガンガン前に詰めては、奇声を上げながら踊ってました…。普段ならキレそうなところでしたが、自身も演奏にノリまくって、どうにでもなってしまえ!みたいなテンションだったのであまり気にならなかったです(苦笑)それほどすごいライブだったと思っていただければ…。本当にあの瞬間は皆が異世界にトリップしてました。アンコールは必殺のアンセム「Feels Like We Only Go Backwards」を会場全体でシンガロングした後、もう一曲やってあっさり終了。90分少々のライブでしたが、濃密なライブ体験になったと思います。
まだ若いバンドですが、かなり実力派です。「Currents」しか聴けていないので、今後前作など聴いてみたいと思います。リアルタイムで追っていけるのは幸せだと思います。Vo.ケヴィンの「see you guys soon」の言葉を信じ、またライブが見られることを願います。次の機会、興味がある人は無理してでも参加する価値はあります。
(当日セットリスト)
Walk On
Intro
Let It Happen
Mind Mischief
Why Won't They Talk to Me?
It Is Not Meant to Be
The Moment
Elephant
Yes I'm Changing
The Less I know the Better
Eventually
Oscilly
Why Won't You Make Up Your Mind?
(アンコール)
Feels Like We Only Go Backwards
New Person, Same Old Mistakes