音楽紀行(アルバムレビュー)

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SPITZ 30th ANNIVERSARY TOUR "THIRTY30FIFTY50" 大阪公演レポ

「変わらない」

スピッツ 大阪公演@大阪城ホール 一日目(7/4)

 

 スピッツ大阪城ホール公演1日目に行ってきました。スピッツのライブは初めて。楽曲はアルバムを聴く程度のファンでしたが、結成30周年のライブということでライブ規模も大きく、とても楽しみにしていました。

 

Topic 1 多分変わらない軸

 僕はスピッツの長年のファンではないし、ライブ自体も初めてだった。しかし、彼らがこれまでの30年間変わらぬ姿勢でやってきたんだろうなということは開演前の会場の雰囲気からすでに伝わってきた。

 会場には広い世代の人々がいまして、僕みたいな20代の人や、90年代から聴いてきたであろう30~40代、それ以上も、更には小学生の子たちが連れ立って見に来ていたのも印象的だった。

 ロックバンドのライブは、しばしば一部の客層しか許さない!っていうある種閉鎖的なものも多いが、スピッツのライブはまさに万人に開かれているんだなあと、感じました。開演を待つ方々の表情が穏やかだったのも好印象。

Topic 2  豪華たるセットリスト

 アニバーサリーツアーであり、これまでのシングルだったりライブ人気曲のオンパレードであることは、多くの人が期待したいとおりである。僕自身も初めてのライブということで4,5曲ほど特に聴きたい曲を事前に考えてたのですが、それは後程。

Point 1 めちゃくちゃぶっとばす

 しょっぱな、「醒めない」「8823」ととんでもない2連発、やばいっす。「醒めない」も予想外だし「8823」を2曲目からやるのもサプライズでした。そして前述の聴きたかった曲のうち2曲がさっそく来てほんとに叫んだ笑

 「涙がキラリ☆」「ヒバリのこころ」などから最新曲「ヘビーメロウ」まで新旧幅広く揃えられた楽曲たちに、会場も大盛り上がり。

 

Point 2 ちょっとした大事件(Part 1)

 颯爽でクールな演奏に比べて、彼らのMCのゆったり感はいい意味でずっこけました(笑)

 Vo.草野さんは、ちょうど同日程で大阪公演をやっていたMr.Childrenにも触れ、「京セラドームでやってるらしいですね。」「僕らのライブに来てないかな笑」などと言いながら、なんと「Tomorrow never know」のサビを披露!!これがレアですね。

 そこからBa.田村さんがGt.三輪さんと宴会で酔っ払い、つかみ合いのケンカ寸前まで行った話を披露、そこではMr.ChildrenのGt.田原さんがけんかの仲裁に入ったことから、「スピッツの30周年はミスチル田原さんのおかげです」とこれまたレアな話も。その場の思い付きでMC話してる感じがほのぼのとして良かったです。

このちょっとした事件は翌日、違う場所で続きます(後ほど)

Point 3 ライブの平熱

 「チェリー」「ロビンソン」など大ヒットシングルも惜しげもなく披露されましたが、重要なのはそこがライブの「最高地点」にならない。それは彼らの30年間に名曲がとんでもなくたくさん並んでいる

ということだ。

 僕が聴きたかった残りの楽曲「楓」「正夢」も聴けて満足でしつつ、素晴らしかったのは「運命の人」から怒涛のラスト5曲。特に、この日草野さんが唯一ギターでなくタンバリンを持った「俺のすべて」、ブルーハーツに憧れてたインディーズのころの香りが漂う最新曲「1987→」と流れ込むような終盤が最高でした。

 アンコール2曲が終わってもみんなまだまだ聴きたい!といった感じで本当に素晴らしい時間でした。

 初めてのライブでしたが、また行きたいなあ。

 

セットリスト

1: 醒めない
2: 8823
3: 涙がキラリ☆
4: ヒバリのこころ
MC
5: ヘビーメロウ
6: スカーレット
7: 君が思い出になる前に
MC
8: チェリー
9: スターゲイザー
10: 惑星のかけら
11: メモリーズ・カスタム
12: エスカルゴ
MC
13: ロビンソン
14: 猫になりたい
15: 楓
16: 夜を駆ける
メンバー紹介
17: 日なたの窓に憧れて
18: 正夢
MC
19: 運命の人
20: 恋する凡人
21: けもの道
22: 俺のすべて
23: 1987→
(アンコール)
24: SJ
25: 春の歌

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